地域と協奏するランドスケープ
東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス
100有余年の歴史を持つ東京音楽大学が、都心の一等地で緑あふれるこの地に次世代に引き継ぐ教育の場として、新たなキャンパスを計画した。この挑戦によって、中目黒・代官山といった二つのまちが繋がり、大学の賑わいが滲み出す回遊性と界わい性が創出された。本計画のランドスケープデザインは、敷地内に設けた大小様々なテラス空間を「音楽のみち」「緑の鎌倉街道」といった傾斜を楽しむことのできる園路や水景によって繋ぐことで、学生とまち・社会との接点が生まれ、大学の教育としてもおおきな効果をもたらしている。また、既存樹と地域の在来種を中心とした植栽を施すことで、崖線の緑との連続した「武蔵野の森」の再生を目指している。大学と地域とが協奏する環境の中で、訪れる人が音楽を耳にし、学生達が演奏する姿を目にすることで、未来の音楽大学が醸成されていくだろう。
| 竣工 | 2019年01月 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都目黒区 |
| 事業主 | 東京音楽大学 |
| 敷地面積 | 8538m2 |
| 建築 | 日建設計+戸田建設 |
| 種別 | キャンパス |
| 受賞 |
第28回 緑の環境プラン大賞(2017年) 第61回 BCS賞(2020年) |